子を信じ続ける中学受験(開成に落ちたけど、灘・筑駒には受かったぞ!)ブログ

中学受験の過酷さと代えがたい意義についての感想を残しておきたいと思います

小6秋までは分からない ー模試を受けないと決まらないー

中学受験は年齢的にも早熟な子が有利だと思います。

理解力も成長度合いも個人差が大きいと思いますが、超難関校の合格者の受験体験記を見ていると、小6の夏には過去問を解き始めている子もいるようです。

 

しかし、そんな子はごく一部(と信じたい)です。大手塾の最上位クラスを維持し続けられるレベルの子であれば十分考えられるでしょうが、大多数の小6生が実際に過去問を解き始めるだけの力をつけられるのは秋以降だと思います。それで十分間に合うのだと思います。

 

それよりも受験を体験してみて改めて悩ましいと思ったのは、小6秋の模試 ー 特にSAPIXオープン ー を受けてみないと、受験すべき学校が決まらないということです。モノの本には、挑戦校、実力相応校、安全校を2月1日以降、午前午後も使って互い違いに受けろ、と言われますが・・・

 

過去問の出題傾向も違うのに、しかも秋以降になると本当に塾で週末も潰されてしまうので、それ以外のことはほとんどできなくなってしまいます。これは思った以上にシンドイ。小学生が頭を働かせることの時間は限られており、塾でそれを埋められてしまった上で、家庭学習に充てられる時間は少しです。

 

対策本には、朝・晩をうまく使え、時間管理は親の仕事だ……と書かれていますが、現実にできているご家庭はどれぐらいあるのでしょうか?

我が家は完全に計画倒れでした。計画表を作ろうとしても、うまくいかなかったレベルです。やろうとはしたのですが・・・。

 

とにかく思うようにはいかないのが中学受験だと痛感させられました。