子を信じ続ける中学受験(開成に落ちたけど、灘・筑駒には受かったぞ!)ブログ

中学受験の過酷さと代えがたい意義についての感想を残しておきたいと思います

受験はいつするのが良いか ー 日比谷高校、東大合格63名[2021]

 

高校受験に勝負をかけてよいか

塾のチラシによると、都立日比谷高校の東大合格者は63名(前年40名)、国公立医学部33名合格と2021年卒業者313名の3割超が東大と医学部に進学するという。(eina小中学部)。

 

現役合格がどれだけいるのか、男女比率はどんなものなのか……など気になることはあるが、ずっと言われてきた日比谷復活が現実のものになったということだろう。でも、このこと自体は事実として、では高校から日比谷で大学受験というのは現実的なシナリオなのだろうか?

 

高校受験は全員がする受験であり、どこかに受からなければ行き場がなくなる。都内の中学3年生がすべて参加する中で、男女それぞれ130名前後に滑り込めるか。中高一貫校が増え、公立私立を通じて高校の募集定員が減る中で(特に女子)、数年後の状況についての正しい判断ができるのだろうか。

 

先のことはわからない

例えば、2019年には、日比谷男子が定員割れを起こして2次募集をしたことが話題となったが、今年の東大大量合格をきっかけに受験生の行動も変わることも考えられる。

名門・日比谷高校が定員割れで「二次募集」、一体なぜ? 「学芸大附属の大量追加合格」が影響か | キャリコネニュース

 

結局、論評するのは簡単だが、高校受験も視野に入れつつ、小学校時代に何をやっておくべきかというときに、都内に住んでいる限り「中学受験を全く無視することは得策ではない」ということにならないだろうか。